弁護活動では、法的結論だけでなく、ご相談者は何を望んでいるのかがとても重要です。お金をもらってご相談者のために働くことを意識しすぎて、私はつい法的に主張できる最大限を求めることが依頼者のためだと思ってしまいがちです。しかし、ご相談者によってはそうではないこともあるので、ご相談者の意向をしっかりと確認することを常に意識しています。

表面的な勝敗だけを考えるのではなく、各案件の背景や関係者の心情などを汲み取って、ご相談者に本当に満足していただける仕事をすることを心掛けています。